【北海道のウェルビーイング】大人こそ、土に触れよう。援農おやつ部が繋ぐ未来の食卓

今回は、札幌市を拠点に活動をする「縁農おやつ部」の代表 松本さんの活動のご紹介です。

松本さんの活動は、小規模農家さんと参加者の心身の健康を繋ぐ、
社会的意義のある、とても価値のある素敵な活動です。

「援農おやつ部」の名前の由来

農作業の合間の休憩時に、主催の松本さんと農家さんと参加者の皆さんでおやつを囲むことがあります。
青空の下で農作業の合間に食べるおやつやご飯は格別に美味しいと好評なため、
「援農おやつ部」と命名されています。

未来の食卓を考える子育て世代の皆様にとって、
この活動は単なる農作業のお手伝い以上の、
家族の「ウェルビーイング」と「食育」を叶える絶好の機会となるでしょう。

「援農おやつ部 松本さん」が大切にする、3つの恵み

援農おやつ部が提供するのは、北海道の農家さんへの援助だけではありません。
参加者自身、そして子どもたちにとってとても大きな価値をもたらします。

 

  1. 家族のウェルビーイング(心身の健康)の向上:

    ウェルビーイングとは、
    「身体的・精神的・社会的に良好な状態が持続すること」を意味します。
    援農は、まさにその要素を全て満たしています。

    身体的:
    太陽の下で身体を動かし、新鮮な空気を吸うことで、心身ともにリフレッシュできます。

    精神的:
    自然の中で植物に触れることで心が落ち着き、日頃の悩みが小さく思えてくる効果が期待できます。社会的:家庭や職場とは違うコミュニティで、さまざまな背景を持つ人々と交流することで、人間関係の幅が広がります。

  2. 最強の食育体験:

    畑から食卓へ子どもにとって、農産物の成長と収穫の作業工程を間近で見る体験は、
    最高の食育です。食べる喜び:土に繋がっていた野菜を自分の手で収穫し、
    その日のうちに、農家さんが作る手作りおやつとして頂く(おやつ部という名前の由来です)。
    この格別の美味しさは、野菜嫌いの克服にも繋がる貴重な体験です。
    感謝の心:農業の大変さや手間ひまを知ることで、食べ物に対する感謝の気持ちと理解が深まります。

  3. 「生産者の想い」生産者とコミュニケーションが取れる:

    援農おやつ部が活動の場とするのは、主に日帰りで参加できる距離にある農家さんです。
    無償ボランティアとして農作業をお手伝いすることで、
    農薬や化学肥料に頼らない生産者さんの現場のリアルを体感できます。
    これは、Narrative Foodが大切にする「生産者の物語」を、肌で感じることができる貴重な機会です。

※2025年5月に北海道 千歳市 で梅村ファームさんのお手伝いに参加した時は、梅村さん自らこだわりのコーヒーを淹れてくださいました。

【北海道外の方へ】日常に馴染む「都市農業×援農」のスタイル

「北海道まで行くのは大変…」と感じる方もいるかもしれません。
しかし、援農おやつ部が目指すのは、遠方への「非日常的な体験」としての農業ではありません。

移動時間が短い都市近郊の農業を活動に取り入れ、
「ちょっとしたリフレッシュの感覚で持てる、生活に馴染んだ農の機会」を提供しています。

北海道外にお住まいの方も、ご家族での北海道旅行や帰省の際に、
日程の一部を援農おやつ部の活動に充てることで、観光では得られない、
本質的な北海道の恵みと、心豊かなウェルビービング体験を得ることができます。

私が2025年5月に初めて参加させていただいたときには、
種芋となるジャガイモを一つ一つ切っていく作業でした。

普段何気なく食べているジャガイモもこのように手作業で
生産をしてくださる農家さんがいらっしゃるから
私たちは安定して、好きなときに好きなだけ食べることができるということの
ありがたみを改めて気づかせてくれる、そんな学びの機会となりました。

私たちNarrative Foodは、援農おやつ部が紡ぐ農家さんと
人々の温かい物語を応援し続けています。

彼らの活動が、子どもたちの未来の食、
そして家族の健康を支えるウェルビーイングの選択肢となることを心から願っています。

「次はどこの農家さんへ行こう?」 この記事を読んでくださっている方々も
北海道の「援農おやつ部」を通じて、ウェルビーイングな生活を始めてみませんか?

援農おやつ部の公式情報はこちらから:https://ennousapporo.jimdofree.com/

  • 投稿カテゴリー:農業